【e-父】離乳食が早いと危険?食べないなら一度やめてしまおう!

暴れて離乳食を食べない赤ちゃんの画像

子どもの離乳食が進まなくて困っているお母さん方に!
もし「毎日食べなくて困っている」「せっかく作ったのに食べてくれなくて悲しい」と感じている方、とりあえず離乳食やめちゃいましょう。

「赤ちゃんは母乳やミルクで育つ。」
「今後一生食べない子どもはいない。」
と、気を紛らわすのも良いと思います。

でも実は、離乳食を始めるのは遅い方が良いと言われたらどうでしょうか?
自信を持って離乳食を一時中断できるのではないでしょうか?
もしかしたらこれを読んだ後は、「すぐに食べなくて良かった。」と思うかもしれません。
どうせ食べないのであれば、一度離乳食をやめて、十分休んでから改めて始めてみて下さい。
きっと突然食べ始めるはずです。

妻も離乳食について大変悩んでいました。私なりに協力しようといろいろ調べたので、 離乳食で困っている方は是非読んでみて下さい。
記事の最後に私が参考にさせて頂いた本やサイトを記載しておきます。

離乳食は『毒』!!?危険な離乳食。

ドクロマーク+ポイズンの画像

なぜ離乳食を急ぐ必要がないかと言うと、赤ちゃんの腸はまだ完成されていないからです。腸が大人と同じになるのは小学校高学年~中学生くらいです。まだまだゆっくりで良いのです。

赤ちゃんの腸は大人の腸とは異なります。大人の腸はいろいろな食べものを分解して体内に吸収することができます。しかし、赤ちゃんの腸はまだ上手く分解できないのです。
これがうんちとして排出されるだけであれば特に問題ないのですが、食材(栄養素)が「異物」として処理されてしまうと、体の中で攻撃対象になってしまいます。そして後々アレルギーや炎症などを引き起こす原因となってしまいます。
有名な食材だと「ハチミツ」が危険になります。

ハチミツのボツリヌス菌
ミツバチの集めたハチミツにボツリヌス菌の芽胞(種の様なもの)が混入しています。これは特別めずらしいことではありません。この芽胞はたんぱく質の巨大な分子でできています。このサイズの分子は大人の腸からは吸収せず、便と一緒に排泄されます。しかし、赤ちゃんの腸は体内に吸収してしまい、ボツリヌス菌の芽胞が発芽して、猛毒の毒素を出します。この毒素が血液により体中にばらまかれ、赤ちゃんを命を奪います。

アメリカでは1歳未満の離乳食は「毒」だとも言われるそうです。近年増えている原因不明の疾患の原因が離乳食にある可能性も疑われています。ただしこれらは全て離乳食が直接の原因ではなく、離乳食を早く始めることで起こりやすくなる口呼吸に起因するというものもあります。

離乳食を早く始めるリスク

離乳食を早くから始めることによって可能性が上がるとされる疾患。
主に近年増えている原因不明の疾患。

自己免疫疾患
・アトピー
・ぜんそく
・食べ物アレルギー
・潰瘍性大腸炎
・クローン病
・リウマチ
・シェーグレン症候群

脳のトラブルからくる疾患
・発達障害
・うつ病
・自閉症
・てんかん
・統合失調症

なぜ離乳食開始時期は5、6ヶ月からなのか?

アトピー大国日本と書かれた画像

次は、なぜ離乳食は「5,6か月から」と言われるのか?
それは小児科医のベンジャミン・スポック博士の影響が強いです。1967年に発行された「スポック博士の育児書」は聖書に次ぐベストセラーらしいです。

いままで親から伝えられていた育児が、育児書としてまとめられた本になります。この本により、それぞれの家庭での育児方針ではない、育児書の育児方針が普及していきます。しかしこの育児書が、近年の育児で良いとされることと大分ズレています。これをまとめた記事も多数あったので、一度「ベンジャミン・スポック」で検索してみると面白いです。

ベンジャミン・スポックの書いた育児方針が、早々に断乳を始め、4~5ヶ月から離乳食を始めるということだったのです。

では4~5ヶ月と書かれている根拠は何だったのでしょうか?
それは時代背景が関わってきます。この頃アメリカでは女性の社会進出が進んでいる時代でした。そんな中書かれた「スポック博士の育児書」です。内容は母親が育児に追われないで済むように書かれています。当然、世の母親は飛びつくでしょう。今まで親から言われていた嫌な部分を、やらない方が良いと書いてあるのです。

例えば「子どもが泣いても添い寝をしてはいけない。」、「嗜好品(コーヒー、タバコ、お酒など)は楽しんで良い。」、「赤ちゃんに抱き癖をつけてはいけない」などです。今ではあまり良くないとされる行為が多数入っていました。

乳児ボツリヌス症事件

しかし1977年にアメリカで事件が起きます。相次いで1歳未満の赤ちゃんが亡くなったのです。原因が調査されたところ、離乳食のハチミツだとわかりました。アメリカはその後、2年間にわたり腸についての研究がすすめられました。
結果、1980年にアメリカでは離乳食を早めた「スポック博士の育児書」は大統領令により追放されます。そして、2歳過ぎまで母乳(ミルク)中心に育児をするよう指導が改められています。
ところが、1980年に日本では「スポック博士の育児書」が母子手帳に導入されてしまいます。当然、日本にもこの事件(乳児ボツリヌス症事件)の話は届いていましたが、ハチミツを与えなければ大丈夫という安易な結論に至り、それ以上に調査はされませんでした。
そして現在、多少の変更は入ったものの、「スポック博士の育児書」の離乳食を早くから始めるべきという方針が残っています。

日本のアトピー患者が問題視され始めたのが約30年前です。「スポック博士の育児書」が母子手帳に導入されたのが約40年前です。期間から考えても、離乳食に問題があった可能性は高いです。さらにアトピーは6割の確率で遺伝するらしく、親から子へ増えていき、日本はアトピー大国になったと考えられます。

なぜ早くから与える離乳食がアレルギー体質・アトピー体質を助長する?

カテゴリー分けされた食材の画像

アトピー、アレルギー体質を助長する意外な栄養素は「タンパク質」です。 ハチミツは危険性が高いので、インターネットで少し調べれば「ハチミツを赤ちゃんに食べさせてはいけない。」と分かります。しかし最近はタンパク質がアトピーやアレルギー、ぜんそくなどを引き起こす原因と考えられています。

危険性があるとされている食材は控えた方が良いかもしれません。
母乳育児の場合は母親も控えた方が良いです。

【赤ちゃんの腸にとって特に危険な食べ物】

パン   グルテン(小麦たんぱく)が危険
うどん   グルテンが危険
パスタ   グルテンが危険
小麦粉入りのお菓子    グルテンが危険
玄米(アワ、ヒエなどの雑穀類)
    アプシジン酸、フィチン酸(発芽抑制たんぱく酵素)が危険
卵    たんぱく質が危険
乳製品(ヨーグルト、チーズ)   たんぱく質が危険   
肉   たんぱく質が危険
魚   たんぱく質が危険
大豆   たんぱく質が危険
牛乳    カゼイン(たんぱく質)が危険
【赤ちゃんに食べさせてはいけないもの ※5~6歳以降を推奨】
ハチミツ
そば
ピーナッツ
ゴマ
エビ
カニ
冷たい食べ物

赤ちゃんにタンパク質はいらない!?本当に必要な栄養素はアミノ酸!!母乳(ミルク)の勧め。

アミノ酸をイメージしたスポーツドリンクの画像

タンパク質は体を作る重要な栄養素ではないのでしょうか?
そういった疑問が出てくると思います。ただ、一言にタンパク質と言っても、色々な種類があります。実は赤ちゃんの成長には、タンパク質の中でもアミノ酸があればいいのです。

赤ちゃんにタンパク質は必要ない!?

まず大人がタンパク質を摂取した場合、胃の中で胃酸により分解され、小腸で分子量の小さなペプチドまで分解されます。そして、小腸の粘膜上皮によってアミノ酸に分解され吸収されます。

主にタンパク質は体を作り、ペプチドやアミノ酸は疲労軽減になります。

では赤ちゃんがタンパク質を摂取した場合どうなるのでしょうか?
実は赤ちゃんの胃や腸が未熟なため、しっかり分解されません。これが排便されれば問題ないのですが、アミノ酸まで分解されなかったタンパク質は未熟な腸により吸収されてしまいます。このタンパク質が異物として、血液に運ばれ身体中をめぐってしまいます。この異物が身体の中で攻撃対象となり、アレルギー性疾患の原因となります。

赤ちゃんに必要なのはアミノ酸

赤ちゃんにとって分解すらできないタンパク質は負担でしかありません。必要な成分はアミノ酸です。母乳やミルクには分解された状態のタンパク質が入っているので、赤ちゃんの負担が少ないですし、アレルギー反応のリスクも少ないです。少しでも不安を緩和したい方は予防として使えるミルクがあります。ただしミルクアレルギーには使用できません。


森永)MA-mi(ミルクアレルギー用)大缶800g【粉ミルク】


明治 ミルフィー HP(850g)【明治ミルフィー】

それでもアレルギー反応(ミルクアレルギー)が出る場合、タンパク質が入っておらず、アミノ酸まで分解された粉ミルクがあります。離乳食も通常のミルクもやめて、腸が成長するまでアミノ酸まで分解された粉ミルクを使用しても良いかもしれません。


ニューMA-1 大缶(800g)【ニューMA-1(ニューエムエー)】

離乳食をやめる?気になる周りの目。

不安を感じながら、赤ちゃんを抱っこする母の画像

実際にこちらを読んで明日から離乳食をやめる人はいないでしょう。恐らくここにたどり着くまでに色々な検索をしていると思います。それぞれの意見があり、何が本当に子どものためなのかと考えてしまいます。
実際に私も調べてはいますが、「絶対に離乳食は1歳以降だ!今はやめろ!」と妻には言えません。それに食べている息子を見ていると嬉しくもなります。「今度はあれを食べさせたら、どんな反応をするだろう?」とか考えてしまいます。

そして周りの目も気になります。ここまで世間的に「離乳食は5ヶ月から」と言われている中、食べさせない勇気は相当なものです。母親や姑、夫などに指摘される可能性もあります。その時に自分の育児方針で突き進める人は稀な存在です。

なので、私は絶対にこうしなければいけないとは思いません。
もし離乳食を食べなかったら、食べなくても良いんだと気軽に考えられればと思います。
5ヶ月から食べていてアレルギーも出ていないのであれば、継続すればいいと思います。(ただし今は出ていなくても後から出る可能性もあります。)1歳になっても食べていなければ、そのまま食べ始めるまで中断を交えながら進めればいいと思います。
離乳食を始めたけど、アレルギー反応が出るようであれば、一度やめてしまえば良いと思います。

周りの目が気になるようであれば、アレルギー反応の出なかった野菜のみを進めていけば良いです。中でも身体を温める効果のある根菜がお勧めです。また鉄分は母乳やミルクのみでの摂取が難しいと言われるので、鉄分を含む食材(ほうれん草や小松菜)も良いと思います。

フォローアップミルクという優れた商品もあるので使ってみても良いかもしれません。9ヶ月以降から飲めて、鉄分やカルシウムなど母乳や通常のミルクだけでは不足しがちな栄養が入っています。


ビーンスターク つよいこ 大缶(820g*2缶)【ビーンスターク】


アイクレオのバランスミルク(800g)【アイクレオ】0歳児用


アイクレオのフォローアップミルク(820g)【アイクレオ】1歳児用

少しづつ免疫を付けるという考え方

抗体が抗原を倒す画像

離乳食について検索していくと、離乳食は早く始めた方が良いという真逆の意見があります。大概の記事にその明確な理由は書かれていません。そして離乳食の作り方へと誘導されます。

しかし、中には理由もありで離乳食を早くから始めた方が良いとされている物もあります。その中で私がよく目にしたものは「少しづつ免疫をつける」という考え方です。6ヶ月頃から上記にまとめた【赤ちゃんの腸にとって危険な食べ物】を少しづつ食べさせると、耐性が付くというのです。

ところが、このような実験結果があるのです。
これはカナダで行われた、ピーナッツアレルギー検査の実験です。
子どもが1歳までにピーナッツを開始しているかどうかでグループを4つに分けます。

①母親:授乳中にピーナッツを食べた
 赤ちゃん:1歳までにピーナッツを食べた
②母親:授乳中にピーナッツを食べた
 赤ちゃん:1歳までにピーナッツを食べていない
③母親:授乳中にピーナッツを食べていない
 赤ちゃん:1歳までにピーナッツを食べた
④母親:授乳中にピーナッツを食べていない
 赤ちゃん:1歳までにピーナッツを食べていない

この4つのグループが7歳までにアレルギーを発症するかの実験です。

なんと結果はこうなりました。

1位:①グループ 1.7%
2位:④グループ 5.6%
3位:②グループ 15.1%
4位:③グループ 17.6%

ピーナッツ実験結果まとめ画像。実験を分かりやすく図化した画像。

これが全てではないと思いますが2位に注目です。
2位は母親と赤ちゃんがお互いにピーナッツを食べなかったグループでした。
1位は母親と赤ちゃんがどちらも食べている方ですが、
それができないのであれば、食べない方が良いと言うことです。

離乳食はゆっくり始めれば良い

離乳食をおとなしく食べる親子の画像

離乳食は競争ではないので、急ぐ必要はありません。

離乳食が遅くて困る事はほとんどないです。むしろ離乳食が始まると荷物も増えて大変になります。もし離乳食を食べないのであれば、無理に食べさせたりせず、赤ちゃんが食べ始めるまで根気強く離乳食をあげ続けることが大事です。
あまりにも食べない時は2~4週間休んでリフレッシュしてから、再開すればいいと思います。

離乳食が遅れると鉄分不足が指摘されます。大体6ヶ月の子で1日に4.5~5mgの鉄分が必要と言われます。ほうれん草だと約500~600g、小松菜だと約200~250gになります。「3回食でもそんなに食べれるのか?」と疑問です。
そこでフォローアップミルクがお勧めです。メーカーにもよると思いますが、あるメーカーの商品では400mlで一日分の鉄分が摂取できます。また、他に不足しがちな骨を作るカルシウムや免疫を上げるビタミンDなどが含まれています。離乳食にこだわらず、フォローアップミルクで補う方法も良いのではないでしょうか。

我が家も離乳食には苦戦しましたが、10ヶ月目前で突然食べ始めました。全然食べない息子に対して、スプーンが嫌なんじゃないか?匂いが嫌なのか?見た目か?など悩みましたが、食べ始めたらスプーンなんて何でも咥えます。臭いも見た目も関係なくバクバク食べます。きっと時期が来ればみんな食べ始めるのだと思います。
今離乳食が進まなくて困っているお母さん、お父さんは一度お休みしてみて下さい。期間を置いて、親もリフレッシュしてから再開することをオススメします。あまり焦らず、離乳食を気長に頑張って下さい。

e-父

参考にさせて頂いた本・サイト

子どもの腸には毒になる食べもの 食べ方  西原 克成(著)


子どもの腸には毒になる食べもの 食べ方

母乳やミルクの大切さがとても分かりやすく書かれています。実践しようとすると難しい部分もありますが、論理立てて、現在の育児がおかしい事を教えてくれます。とても興味深い内容でした。
腸の毒になる食べもの・食べ方や口呼吸への変化や鼻呼吸の重要性をこちらの本で知りました。実践するかは別として一度読んでみると、今後の育児への意識が変わるかもしれません。

ペプチドとアミノ酸、タンパク質の違いとは?

アミノ酸って大きなカテゴリーではタンパク質だったんだ!!私は知りませんでした。

離乳食は早く始める?遅らせる??

https://www.buzzfeed.com/jp/kentahorimukai/rinyuushoku-itsuhajimeruka

これを読むと離乳食は何が正しいのか分からなくなります。私はわざと遅らせる必要はない!という結論に至りました。人それぞれ感じることが違いそうです。

Follow me!